何のため?避難訓練の現実とは?

教員

こんばんはてつをです。すみません昨日更新すっかり忘れていました。また今日からがんばります!!

本日のお話

はい。今日は

「避難訓練の現実」

というテーマでお話させていただきます。

みなさん避難訓練を覚えていますか?少しでもしゃべっていたらめっちゃ怒られるやつ。避難訓練のときって異常に怒られますよね。いやまあ大事なことなんだけどさ…そこまで怒られなくても…

避難訓練の計画

避難訓練は、計画を立てて計画通りに進んでいきます笑

実際にありえないだろと思うのですが、教師の都合のいいように計画にそって行われます笑

「DEATH NOTE」7巻より引用

どこで火事が発生して、どこに燃え移って、どのように避難するかまで決まっています。

「去年は家庭科室だったから、今年は理科室での火事にしよう!」

みたいなシムシティのように災害を発生させます。

この計画から、そもそもなくしちゃえばいいんじゃないかなって思うのは私だけでしょうか…。

避難訓練をする理由

避難訓練はですね

いざというときに、すぐに動けるようにするため

にやるのです。うんこれは本当。もし訓練しなかったら

「え?え?どうすんの?わかんない!パニック!!」

みたいなことが想定されます。だからあらかじめ練習しておくんですね。練習しておけば

「このルートでこの避難口からでればいいのね」

っていうのが分かるので、どうすればいいのか問題は起きません。

避難訓練をする理由(大人の事情)

実は、避難訓練はやったことを教育委員会に報告をする義務があります。

だからやったふりとか、やらないってことができないんですね。そしてこれは何のためかというと

「やったという既成事実を作るため」(大人の事情)

でもあります。

もし、避難訓練も何もせずに、本当に災害が起きて、そこでけが人等が出てしまったら、

「なぜ訓練をやってないんだ!」「安全管理体制に問題あるだろ!!」「慰謝料払え!!」

めちゃめちゃ大問題なります。そうなると

「すみませんでした…。やってませんでした…。ねぎあげます。」

となるので、学校として非を認めざるを得なくなるわけです。

ただ、避難訓練をしっかりと行っていたら、仮に事故が発生したとしても

「学校側では避難訓練を行い、しっかり指導をしていたので安全管理体制に問題はない。不運にも事故が起こってしまった。」

っていう説明ができるんですね。

既成事実を作っておかないと裁判で不利になってしまいます。

これは避難訓練に限らず

交通安全教室、生徒指導、いじめ対応、不審者対応、津波対応なども全て

既成事実を作るために大人の事情で行われている側面もあります。

避難訓練の価値

わたしは正直、かけた時間分の効果はそこまでないと思っています。

児童生徒の安全管理をすることは絶対必要なので、なくすのではなく、やり方を変える必要があると思っています。

例えば、避難訓練って

「おかしの約束を守れ!!!」「黙ってならべ!!!」「黙ってついてこい!!」

っていう指導が多くの学校で行われていると思います。たまに

「3時間目に火事が起こる予定ですので、休み時間は早めに帰ってきてください。」

みたいにスーパー予知能力が発動してる状態で避難訓練やったりするんですよ。

他にも、こどもを座らせた状態で

「そろそろ巨大地震が来るので、静かに放送を待ちましょう」

なんだそのよく分からん状態は。地震が来ることわかっているならすぐ逃げろ。と思っているてつをです。

本当に災害が発生した時、その場に先生がいればいいかもしれませんが、いなかったらどうするのでしょう?担任が不在時に発生したら?教室移動の時に発生したら?違う教室で違う先生が担当しているときに発生したら?

こういうのに一切対応できない教師と子供ができあがってると思うのは私だけでしょうか?

いっそのこと告知なしで、いきなりブザー鳴らしたほうが本番に近い訓練ができるので、教師のためにも子供のためにもいいと思うんですけどね。

本日のまとめ

はい。今日は

「避難訓練の現実」

というテーマでお話させていただきました。

こどもの安全管理としては絶対必要だけど、やり方をそろそろ変えないと、いざってときに動けない子供になってしまいますよ。

「先生の指示を聞いておけばいい」

みたいな思考停止児童を作らないためにも、避難訓練の改革が必要だと思います!

「自分の命は自分で守る」

それを教育していくのが私たち教師の仕事なのではないでしょうか?

今日で26日つづいたんだなあ てつを

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